子供の過失

子供の過失による交通事故と弁護士による協議

子供が交通事故に遭ったと聞くと、信号を無視したり、飛び出したりといったような不注意が原因の交通事故が多い印象を受けます。
子供が交通事故に遭うこと減っていますが、今でも毎年亡くなってしまう事故が一定数存在します。
夕方四時から六時の時間帯に発生する事故が多く、小学生の年齢の事故が多くなっています。

そして歩いているときの事故より、自転車に乗っているときの事故が多いです。
自転車に乗っているときの事故では、安全を確認できていなかったり一時停止を怠ったりなどの出会い頭に遭遇する事故が多く、歩いているときの事故では、飛び出すことで遭遇する事故が多いです。

交通事故で発生する損害賠償額の計算方法には、被害者にも事故の過失がある場合は、被害者の過失の度合いによって過失相殺という損害賠償金額を減らす制度があります。
注意を怠る過失があったと認められる場合は、注意が必要なことを認識することができる能力を持っている必要性があります。
この能力のことを法的に事理弁識能力という言い方をします。

裁判官は、だいたい五歳から六歳ぐらいに事理弁識能力を持つという見解をしています。
子供といえども五歳以上ならば飛び出したら危ないという事が判断可能であるとして、子供の飛び出しについて一定の過失割合を認定します。
しかし、六歳から十二歳以下の幼児や児童は、大人より二割以下程度ですが過失割合が減るように修正される事由があるとされています。

交通事故は自動車を運転している方の過失が高いですが、全部の責任を負うのは重すぎる事故もあります。
納得できない子供の飛び出しによる過失割合が認められたときは、交通事故の実績がある弁護士に被害者ともう一度協議することを依頼するのが良い方法の一つです。

弁護士費用特約は、交通事故の加害者や加害者が加入している保険会社に被害者が、損害賠償請求や示談交渉を弁護士に依頼するときに発生する費用を、被害者が加入している保険会社が支払うものです。
一年で千五百円程度の保険料で、支払限度額を三百万円までに設定している特約が多いです。

ところが、特約を付けている割合は0.1%にも満たさず、自分が加入している保険にその特約が付いているのに気づいていなかったり、この特約を使うことをためらう人もたくさんいます。 また、交通事故でこの特約を使ったからといって認定される等級が下がったり、以後の保険料が上がるようなこともありません。”